
フローリングの表面剥がれを補修する方法! オススメ対処法は?

「フローリングの表面の剥がれはどう補修すれば良い?」
特に、年季の入ったフローリングとなると、風雨やベランダの出入りなど、窓際のフローリングは傷みやすいのが特徴です。よく人が歩く動線などは、廊下やリビングでも同じような症状がでる場合もあります。また10年近くなると、フローリングそのものの寿命によってフロア表面がパリパリと魚のウロコのように剥がれてしまうこともります。
このフローリングの剥がれを放置してしまうと、さらなる摩擦で傷が大きくなったり、深くなってしまったりします。洗面場やキッチンなどの水場周辺では、水分によって腐食するリスクもでてきます。
そんなフローリングの表面の剥がれですが、補修する方法について悩んでいる人も少なくないようです。
そこで今回はフローリングの剥がれを補修する方法、対処法についてシンプルにわかりやすく解説していきたいと思います。
フローリングの剥がれを補修するオススメの方法
それでは早速フローリングの剥がれを補修するオススメの方法について、いくつかの具体例を挙げつつ解説していきましょう。
DIYにて自分でなんとかしたい人のための選択肢についても解説していきますので、各項目に目を通してみてください。
フロア素材をしっかり把握する
まずフローリングの剥がれを補修する前段階として、素材をしっかりと把握することが大切です。
・天然木材の無垢フローリング
・木材を張り合わせた複合フローリング
・表面にシートが貼られたシートフローリング
他にも塩ビ製の木目調のクッションフロアやフロアタイルなどのケースもありますが、上記のフローリングの剥がれに悩まされている人が多いのではないでしょうか。
こういったフローリングの素材・種類によって自分で補修できるか、補修の難易度なども変わってきますし、必要な補修用のアイテムも変わってくるので大前提として素材を把握することが大切です。
自分でフロア剥がれの補修が可能かをチェック
次に自分でフローリングの剥がれを補修可能か、この点をチェックしていきましょう。
例えば「フローリング表面の軽い塗装剥がれ」であれば、サンドペーパーを使い研磨後にワックスを塗るなどの選択肢もあります。
小さなへこみなどの場合も補修用クレヨンや木工用パテなどを使い、軽く補修をするような方法も良いかもしれません。
※ただし剥がれが部屋の中央に位置して目立つ場合や、傷が深くなっているような場合には自分で補修してしまうと悪化するリスクがあるので注意しましょう。
また、分譲の持ち家であれば、補修用シールを貼ってごまかす選択肢もありますが、賃貸だとそういった補修は結局退去時に指摘されてしまうためおすすめできません。
シールを貼ってごまかそうとしたが、やはり目立つのでご依頼された事例
さらに傷や剥がれの症状がひどい場合に補修用シールでごまかすと、あとから剥がれが悪化したり腐食の原因となるため、応急処置のような補修はできれば避けたほうが良いでしょう。
DIYで直すのが難しい場合はフローリング専門業者へ依頼する
最後に難しい場合には補修の専門業者への依頼を検討するのがオススメです。
プロのフローリング補修業者であれば、フローリング表層の剥がれも丁寧に補修しますので、あまり目立たずに元の綺麗な状態へ出来る限りで戻します。
またこれかなり重要なポイントですが、自分で補修をして悪化してしまったあとに依頼をする人も結構います。
ですが、やはりフローリングの剥がれの初期段階での依頼と、自分で直そうとして悪化した後の依頼では、補修費用が余計にかさんでしまうばかりではなく、補修不可となるケースもあるのです。
しかし補修せずに放置してしまうと、剥がれが広がったり、赤ちゃんがいたりするとケガの原因になってしまうため、できれば放置はせずに早期の補修がオススメです。
弊社のようにお送りいただく写真をチェックして、見積もりを出せる業者もありますので、自分で直すのが不安な方は、まず見積もりをとってから依頼を検討してみるのも良いのではないでしょうか。
フローリングの剥がれは丁寧に補修することが大切
今回はフローリングの剥がれの補修方法の選択肢についてお話をしてきました。
・素材をしっかりと把握する
・自分で補修可能かチェック
・難しい場合は業者へ依頼する
小さな剥がれや目立たない状態であれば、ホームセンターなおで売っている補修キットを活用して、自分でDIYケアしていく選択肢も良いかもしれません。
ですが、フローリングの剥がれが目立つ場合や、かなり大きな傷になっているような場合、無理に自分で補修しようとすると、逆に悪化してしまうリスクが高まります。
せっかく自分で補修をしようと、インターネットで調べて、材料を買って試したのに、余計に汚くなるばかりか、補修不可となってしまうと、元も子もありません。
※特に木目調のフローリングに「貼るだけ」で見た目をごまかせるようなシートは、厳密には補修ではないので注意が必要です。
繰り返しになりますがフローリングの剥がれを雑に補修してしまうと、逆に状況が悪化してしまうケースは珍しくありません。
そういったリスクを回避するためにも、フローリングの剥がれが気になってきた段階で、フローリング補修専門業者へ依頼をして丁寧に補修を済ませてしまいましょう。