DIYで壁穴補修！壁の穴を自分で修理する方法を紹介
壁穴には画鋲によって生まれる小さなものから、家具や子どもがぶつかって空いてしまったようなもの、また大人がパンチやキックであいてしまう大きなものまであります。大きな壁穴は難しい場合が多いですが、小さい穴であれば自分で修理することも可能かもしれません。
ただし、穴のサイズによって修理の難易度が異なるといったいくつかのポイントを理解しておくことが大切です。
本記事では、壁穴を自分で修理する方法や補修時のポイントについて詳しく紹介します。
Contents
壁穴を自分で修理する方法
壁穴を自分で修理する方法は以下のとおりです。
- 【小さい壁穴】紙粘土で埋める
- 【小〜中の壁穴】コーキング剤を使用する
- 【中〜大の壁穴】壁穴用補修キットを使用する
- 【大きい壁穴】補修用の石膏ボードをで補修する
それぞれの方法について、詳しく紹介します。
①【小さい壁穴】紙粘土で埋める
画鋲の穴といった小さな穴は、一般的に販売されている紙粘土を埋め込むことで目立たなく修理することができます。
画鋲の穴はそもそも小さく目立ちにくいですし、賃貸においても一般消耗とされるため原状回復費用を請求される可能性は低いですが、もし気になるようであれば、壁紙にあった色の紙粘土を埋めてみることもおすすめです。
②【小〜中の壁穴】コーキング剤を使用する
コーキング剤とは、建築用語で”スキマを埋めるための充填材”という意味があり、壁穴用のコーキング剤を使用することで少し大きな画鋲穴やネジ穴程度の壁穴を埋めることができます。
まずは壁穴の中に瞬間接着剤と綿を詰め、最後に壁穴用のコーキング剤を流し込んでから形を整えることで完成です。
コーキング剤は固まると平になるため、もともとの壁紙に模様がある場合は爪楊枝などで似たような模様を作る必要があります。センスが問われるかもですね。
③【中〜大の壁穴】壁穴用補修キットを使用する
壁穴用補修キットを使用することで、パンチ穴や家具をぶつけてできた穴程度を補修できます。
壁穴補修キットはさまざまな種類がありますが、一般的にはグラスファイバーテープとアルミ板を組み合わせたリペアシートが使用されることが多く、製品によって補修できる壁穴のサイズは異なります。
近所にあるホームセンターやネット通販などで「壁穴補修キット」と検索するとさまざまな商品が表示されますので、補修したい壁穴のサイズに応じた商品を選びましょう。
④【大きい壁穴】補修用の石膏ボードをで補修する
内側の石膏ボードがむき出しているほど大きな壁穴の場合は、石膏ボードから補修する必要があります。
ホームセンターやネット通販などで購入したリペア用の石膏ボードと当て木を壁穴の内側にビスで固定してからスキマを補修用パテで埋めるという流れになります。
作業自体は難しいものではありませんが、石膏ボードや当て木をカットする工程やビスを打ち込む作業など、DIYに慣れていないと難しい部分もあります。
とりあえず壁穴を隠したいという方は、大穴補修用のリペアプレートを使用すれば隠すことも可能です。
壁穴を自分で修理するときに知っておくべきポイント
壁穴を自分で修理するときに知っておくべきポイントは以下のとおりです。
- 壁穴が大きくなるほどリペアの難易度は高くなる
- 賃貸の場合は、はじめからプロに依頼すると失敗がなくて安心
- 白い壁紙以外の補修は難しい
それぞれのポイントについて、詳しく紹介します。
①壁穴が大きくなるほどリペアの難易度は高くなる
壁穴のサイズが大きくなればなるほど、リペアの難易度は高くなります。
また、サイズの大きい壁穴をリペアするためには石膏ボードや当て木、パテなど必要なアイテムも増えるため、自分で修理する場合でも費用がかかりやすいです。ここまでの作業となると、素人さんではほぼ不可能なので、無駄な時間と出費を防ぐためにも、はじめからプロに頼みましょう。
②賃貸の場合はプロに依頼すると安心
壁穴は通常消耗に含まれない場合がほとんどであることから、原状回復費用が発生するため、退去前に壁穴を修理しておきたいという方は多いでしょう。
とはいえ、リペアキットなどを使用して補修する程度のクオリティであればプロの目から見れば補修跡がすぐにわかってしまうため、自分でキレイに補修できたと思っていても原状回復費用が請求されてしまう可能性があります。
そのため、原状回復費用を請求されないクオリティに仕上げたいのであればプロのリペア業者に相談することがおすすめです。
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③白い壁紙以外の補修は難しい
多くの壁用リペアキットは白い壁紙を想定して作られており、現場の壁紙と同じ色にするためには色の調合などが必要になるため難易度がグッと高まります。
もし白い壁紙以外を補修したい場合、リペアキットに壁紙と同じカラーが用意されていない場合はプロのリペア業者に相談することがおすすめです。
まとめ
本記事では、壁穴を自分で修理する方法や補修時のポイントについて詳しく紹介しました。
壁穴が、画鋲や釘穴などの小さいものであれば、市販の補修キットでもキレイに修理することができますが、賃貸などで修理のクオリティを求める場合はプロのリペア業者に相談すると安心です。
ぜひ本記事を参考にして壁穴を自分で修理してみてはいかがでしょうか。
