
ペットひっかき傷を自分でリペアする方法と防止対策を紹介

ペットの傷について、このような悩みはありませんか?
「もうすぐ引越があるので、ひっかき傷を自分でリペアしたい」
「どんな方法でリペアできるの?」
「ペットによるひっかき傷やかじりキズの対策方法を知りたい」
本記事では、ペットのひっかき傷を自分でリペアする方法と防止対策について詳しく紹介します。
ペットのひっかき傷を自分でリペアする方法
ペットのひっかき傷を自分でリペアする方法は以下のとおりです。
- 補修用クレヨンを使用する
- ウッドパテを使用する
- キズ隠しシールを貼る
- ニス・ワックスを塗る
それぞれの方法について、詳しく紹介します。
①補修用クレヨンを使用する
補修用クレヨンは、一般的なクレヨンと同じように傷の個所に塗ることで、傷を目立たなくするアイテムです。
補修用クレヨンにはいくつかのカラーが用意されていますが、万が一フローリングやドア、柱などの木材と色が合わない場合は、補修用クレヨンを掛け合わせて色味を作る必要があります。
簡単なコツをお伝えすると、まず、ヘラに両色とも適量をとり、ヘラの裏側からライターで温めると、ヘラの上で2色が混じりあいます。うまく混ざらない場合は、爪楊枝などでまぜてもいいかもしれません。
もし色の異なる補修用クレヨン1色をそのまま使用してしまうと、逆に傷の部分が目立ってしまう可能性があります。
②ウッドパテを使用する
ペットによる傷が深い場合は、ウッドパテで傷の部分を埋める方法が効果的です。
ウッドパテは補修用木工用ボンドで固まるまでに時間がかかるため、乾燥するまでに拭き取ることで傷の部分だけにウッドパテを入れることができます。ここでのコツは、キズ以外の範囲へパテがついてしまった場合は、すぐにふき取ることです。パテが固まってしまってからでは、あとで余計に大変になってしまいます。
埋めるだけであれば、DIY初心者の方でも比較的簡単に作業できます。
ただし、補修用クレヨンと同様に補修部分と同じカラーのウッドパテを選ぶ必要があることには注意が必要です。
③キズ隠しシールを貼る
キズ隠しシートを使うことでペットによる傷を簡単に隠すことができます。
キズ隠しシートは傷の上から貼り付けるため、傷を治すことができないことを理解することが大切です。
また、そのシールを剝がすときに、キズの損傷部分を余計に大きくしてしまうリスクがかなり高いので注意が必要です。
④ニス・ワックスを塗る
フローリングの表面に塗られているニス・ワックスがペットによって剥がれてしまったのであれば、再度ニス・ワックスを塗ることでキレイに修繕できます。
フローリングの種類によってニス・ワックスの向き不向きがある場合もありますので、しっかりとどのニス・ワックスを使うのかを検討するとともに、乾くまでに時間がかかることを抑えておきましょう。
ペットのひっかき傷の防止対策
ペットのひっかき傷を防止する対策は以下のとおりです。
- こまめに爪切りをする
- ペット用の靴下を履かせる
- フローリングにマットを敷く
- ペット用ワックスを塗る
それぞれの方法について、詳しく紹介します。
①こまめに爪切りをする
ペットによるひっかき傷を防止するためには、まずこまめな爪切りが欠かせません。
爪が伸びているとペットがフローリングを歩くだけで傷が付いてしまったり、ワックスが剥がれてしまう可能性があるため、1ヶ月を目安に伸びてきたら切ってあげるようにしましょう。
②ペット用の靴下を履かせる
部屋にいる間はペット用靴下を履かせてあげることでひっかき傷を防ぐことができます。
ペット用靴下は傷を防ぐだけではなくペットの足を守ったり、滑り止めにもなりますが、そもそもペットが嫌がっている場合はストレスになるため様子を見ながら使用するかどうかを決めましょう。
③フローリングにマットを敷く
フローリングにマットを敷くことでひっかき傷を防ぐことができます。
カーペットといったインテリア性の高いマットでもいいですし、部屋全体に敷けるフロアシートやコルクマットなどもおすすめです。
④ペット用ワックスを塗る
ペットがフローリングで滑ることで傷が付いてしまうこともあるため、ペットが滑っていると思ったら滑り止め効果のあるペット用ワックスを塗ることも効果的です。
ただし、すべてのフローリングに対応しているわけではないこと、賃貸の場合は使用できない場合が多いことを理解しましょう。
ペットのひっかき傷を自分でリペアすることに関するよくある質問
ペットのひっかき傷を自分でリペアすることに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
Q1.ペットのひっかき傷は業者に依頼したほうがいいですか?
ペットのひっかき傷は自分でもリペアできることもあるため、少しマシにする程度であれば、かならずしも業者に依頼する必要はありません。
ただし、賃貸物件において原状回復費用を抑えたいという場合や、キレイに直したいという方は業者に依頼したほうが安心です。
弊社のお客様でも、一度ご自身でトライしたけど、うまく直らなかったので、ご依頼いただくこともよくあります。ここで気を付けなければならないのは、変に強固なパテを使用してしまうと、我々プロが後で入っても、綺麗に直りにくいということです。はじめからプロにお任せいただければ、結果的に、綺麗にお安く直せることが多いです。
ペットによる傷補修もたくさんの施工事例がありますのでお気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では、ペットのひっかき傷を自分でリペアする方法と防止対策について詳しく紹介しました。
ペットのひっかき傷は自分でも修理することができますが、自分での修理は難しい部分も多いため、まずはペット傷を防ぐ対策をしっかりとすることが大切です。
もし傷ができてしまったら、傷の状態や状況に合わせて自分で直すか業者に依頼するかどうかを決めるといいでしょう。