フローリング補修専門店ケーズのブログ

フローリングやドアの傷はDIYで直せる?部分補修仕上がりを左右するポイントをプロ解説

フローリングやドア、巾木などに傷をつけてしまったとき、

「このくらいなら自分で直せるかな?」
「ホームセンターで補修材を買えば直せそう」
「業者に頼むほどの傷ではないかも」

と考える方も多いのではないでしょうか。

最近ではホームセンターやインターネットでさまざまな補修材が販売され、YouTubeなどでもDIYによる補修方法を簡単に見ることができます。

もちろん、小さな傷であればご自身で補修して、気にならない程度まで目立たなくできるケースもあります。

しかし、一度考えていただきたいのが、「自分で直せる傷」と「プロに任せた方がいい傷」の境目です。

弊社ケーズにも、一度ご自身で補修に挑戦したあと、

「色が合わなかった」
「傷より補修したところの方が目立ってしまった」
「パテを入れたら余計に直しにくくなった」

という状態からご相談いただくことがあります。

だからといって、すべての傷を最初からプロに任せる必要があるとも考えていません。

この記事を、今ある傷を自分で補修しても大丈夫なのか、それとも触らずプロへ相談した方がいいのかを見直すきっかけにしていただければいいかなぁと思います。

住宅補修・リペアを20年以上行ってきた経験から、DIYで補修できる傷の考え方と、プロによる部分補修の仕上がりを左右するポイントについて解説します。

Contents

フローリングやドアの傷はDIYでどこまで補修できる?

住宅の傷を自分で直せるかどうかは、「何センチの傷ならDIYできる」という単純な基準では判断できません。

傷の大きさだけではなく、深さや場所、材質、色柄などによって難易度が大きく変わるからです。

小さな擦り傷ならDIYでも目立たなくできる場合がある

部屋の隅などにできた小さな擦り傷で、「完全に消えなくても自分が気にならない程度になれば十分」ということであれば、市販の補修材などを使ってDIYするのも一つの方法です。

大切なのは、どの程度の仕上がりを求めるのかです。

自宅で自分しか気にしない小さな傷と、新築マンションのリビング中央にできた傷では、同じ大きさでも求められる仕上がりがまったく違います。

「小さい傷=簡単に直せる」とは限らない

お問い合わせの際、

「1cmくらいの小さな傷なんですが、簡単に直りますか?」

と聞かれることがあります。

もちろん傷の大きさは重要ですが、実際のリペアでは小さい傷だから簡単とは限りません。

米粒ほどの傷でも非常に難しい場合がありますし、反対に数センチある傷でも比較的きれいに仕上げられる場合があります。

この違いを生むのが、これから説明する「傷の場所・色・木目・艶・深さ」などです。

部分補修の仕上がりを左右する5つのポイント

プロによる部分補修では、傷だけを見て作業方法を決めているわけではありません。

完成した状態から逆算しながら、その傷に適した材料や工程を考えていきます。

1.傷の場所と光の当たり方

同じ傷でも、部屋のどこにあるかによって難易度は変わります。

クローゼットの中や部屋の隅などであれば、多少の色差や艶の違いがあっても気にならない場合があります。

一方、リビング中央、廊下の真正面、ドアの中央など、毎日目に入る場所ではわずかな違いでも目立つことがあります。

特に難しいのが、ベランダ側の窓付近など強い光が当たる場所です。

正面から見ると分からなくても、斜めから光が差し込むことで補修部分の凹凸や艶の違いが見える場合があります。

2.フローリングやドアの色と木目

木目調のフローリングやドアは、単純な「茶色」「白色」ではありません。

よく見ると複数の色が混ざり、その上に濃淡の違う木目が入ってきます。

部分補修では傷を埋めて似た色を塗るだけではなく、周囲に合わせて色を作り、必要であれば細い木目を一本ずつ描いていきます。

最近のフローリングや建具には複雑な木目や意匠のものも多く、元の柄をどこまで自然につなげられるかが仕上がりを大きく左右します。

3.プロでも難しい表面の艶合わせ

補修で意外とというか、かなり重要なのが「艶」です。

色と木目がかなり合っていても、補修部分だけピカッと光ったり、逆にそこだけ艶がなく曇ったりすると、見る角度によって補修跡が分かってしまいます。

「色は合っているはずなのに、なぜか直したところが分かる」

DIY補修でこのようになった場合、色ではなく艶の違いが原因になっていることが多いかもしれません。

4.傷の深さと下地の状態

表面だけの浅い擦り傷と、重量物を落として下地まで大きくへこんだ傷では補修方法が違います。

ペットによるかじり傷も同じです。

表面の化粧シートだけが傷んでいる場合もあれば、犬やハムスターなどが何度も同じ場所をかじり、下地そのものが欠損していることもあります。

こうなると塗装する前に、まず元の形へ戻すための下地形成が必要です。

これが見た目の大きさだけでは傷の難易度を判断できない理由の一つです。

5.部分塗装とダイノックシートの使い分け

ドアやクローゼット扉などでは、塗装による部分補修だけでなく、ダイノックシートなどの化粧フィルムを使って仕上げる方法もあります。

どちらが正解というわけではありません。

傷の大きさや位置、元の色柄、求める仕上がり、予算などによって適した方法は変わります。

小さな傷なら部分補修の方が費用を抑えられることがあります。

一方、傷が広範囲だったり、非常に目立つ場所だったりする場合には、シートを使用した方がきれいに仕上げられるケースもあります。

リペアでは、仕上がりから逆算して修理方法を選ぶことが大切です。

DIYする前にプロへ相談した方がいい傷とは?

DIYで十分対応できる傷がある一方で、ご自身で補修材を入れる前に一度プロへ相談していただきたい傷もあります。

新築や分譲マンションなど目立たせたくない傷

新築住宅や購入したばかりの分譲マンションでは、小さな傷でも気になるものです。

特にリビング中央や廊下など、毎日見る場所であればなおさらです。

「少し目立たなくなればいい」ではなく、できる限りきれいに直したい傷については、最初から我々プロへ相談した方がよい場合があります。

下地までへこんだり欠損している傷

深いへこみ、表面材のめくれ、ドア穴、ペットによる激しいかじり傷などは、表面に色を付けるだけでは直りません。

パテなどを大量に入れてしまうと、その材料を取り除く工程から必要になることもあります。

賃貸退去前など失敗したくない傷

賃貸マンションからの引越し前に、

「退去立会いまでに直しておきたい」

というご相談も多くいただきます。

このような場合は、DIYで一度試してから考えるよりも、何も触っていない状態でご相談いただいた方が補修方法の選択肢が多いことがあります。

部分補修なら傷は完全に分からなくなる?

お客様からよく聞かれるのが、

「完全に分からなくなりますか?」

というご質問です。

私たちもプロですから、当然できる限りきれいに仕上げます。

ただしリペアは新品への交換ではなく、今ある部材を残して傷んだ部分だけを直す仕事です。

リペアは新品交換とは違う

材質、色、木目、艶、傷の場所、光の当たり方によっては、見る角度を変えると補修跡が多少分かる場合もあります。

逆に条件が良ければ、施工後に「どこに傷があったか分からない」と喜んでいただけることもあります。

そのことを少しでも感じていただけるよう、弊社ではYouTube動画で、実際のお客様にご確認いただいている姿を撮影させて頂いております(許可いただけた場合だけ笑)。

フローリング補修ケーズのYoutube動画

だからこそ「絶対に完全に消えます」と簡単に言うのではなく、傷の状態を見て判断することが重要だと考えています。

求める仕上がりによって補修方法も変わる

「賃貸退去前なので目立たない程度にしたい」

「新築の持ち家なので、できる限りきれいにしたい」

同じ傷でも、お客様によって求める仕上がりは違います。

仕上がりへのご希望や予算を確認しながら、部分補修、シート施工など、その傷に合った方法を考えていきます。

自分で補修する前に写真で相談するのがおすすめ

フローリングやドアの傷を見つけたら、すぐに補修材を購入する前に、一度写真を撮っておくことをおすすめします。

補修業者へ送る写真は「アップ・大きさ・全体」がポイント

傷だけを大きく撮影した写真に加えて、

  • 傷のアップ写真
  • 物差しなどを添えて大きさが分かる写真
  • 傷の場所が分かる少し離れた写真

このような写真があると、傷の状態だけでなく、場所や周囲の状況も判断しやすくなります。

弊社ケーズでは、お送りいただいた写真を確認し、部分補修が向いているのか、ダイノックシートなど材料を使用した方がよいのかなど、できる限り分かりやすくご説明しています。

大阪でフローリング・ドアの傷を部分補修するならケーズへ

DIYで十分対応できそうな小さな傷まで、何でもプロに任せる必要はないと私たちは考えています。

しかし、新築住宅の目立つ傷、賃貸退去前の傷、深いへこみやドア穴、複雑な木目の傷など、「失敗せず、できるだけきれいに直したい」という場合は、ご自身で手を加える前に一度ご相談ください。

フローリングのへこみ・めくれ、ドア穴、ペットによるかじり傷、巾木、窓枠、キッチンカウンターなど、大阪を中心にさまざまな住宅の傷を補修しています。

20年以上住宅補修に携わってきた経験をもとに、傷の状態だけでなく、仕上がりのご希望やご予算まで考えながら、その場所に合った補修方法をご提案いたします。

お気軽にお問い合わせください。

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