ペットによるフローリング傷リペアはDIYとプロ補修業者どっちがいいの?
ペットを飼っているとフローリングに傷がついてしまい、どのように修理をすればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
中には傷が目立たなくなればいいと考えて自分で修理してしまう方も多いですが、実は意外な落とし穴があります。
本記事では、ペットによるフローリングの傷リペアを自分で行う場合と、プロ補修業者に依頼する場合のそれぞれのメリット・デメリットなどについて詳しく解説してみたいと思います。
正しくフローリングの傷リペアをしたいという方はぜひ最後まで読んでみてください。
失敗例1 同色のフローリングシートを貼ってみた (実際のお客様失敗例)
ペット犬や猫の爪研ぎはフローリングを傷つけてしまう
結論から申し上げますと、犬ちゃんや猫ちゃんの爪研ぎはフローリングを広範囲に傷つけてしまうことが多いです。
フローリングは壁紙クロスなどに比べると傷がつきにくい素材となっており、さらにコーティングされているため簡単には傷はつきにくいですが、ペットの爪も硬いためフローリングであっても傷がつきます。
また、コーティングされていないフローリングに関してはかなり簡単に傷がついてしまうため、カーペットを敷くことや爪をこまめに切るなどの対策をすることが大切ですが、それでもフローリングに傷がついてしまうこともあるのです。
このようにフローリングは意外と傷つくことが多いため、適切な修理をする必要があります。
ペット爪研ぎによるフローリング傷をリペアする方法は?
ペットによるフローリング傷を補修する主な方法は以下の通りです。
●ホームセンターなどで売っている床補修用クレヨンを使用する
●強度や耐久性があるウッドパテを使用する
●プロの補修業者に依頼する
それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。
1.ホームセンターで売っている床補修用クレヨンを使用する
フローリング補修用のクレヨンは、床に塗るだけで傷をぱっと見隠してくれる簡易的な修理グッズです。
床用補修クレヨンにはさまざまなカラーがあるため床の色に合わせて選ぶことができますが、必ずしも床と全く同じカラーの補修用クレヨンがないため、複数の補修用クレヨンを合わせて床の色に近づけることが必要な場合もあります。これは我々プロでも簡単にはいきません。
この画像は、実際にお客様がホームセンターで買ったもので、クレヨンよりもっとプロに近い補修キットで直してみたというお客様から見せてもらったものです。やってみたものの、結果的にうまくいかず、弊社ケーズへご依頼いただきました。
失敗例2 DIYにてフローリング補修やってみた (実際のお客様失敗例)
フローリング補修キット → 傷周りをさらに溶かしてしまって酷くなる場合もあります
2.強度や耐久性があるウッドパテを使用する
ウッドパテは、木材の傷を穴埋めできる修理グッズでよくホームセンターなどで販売しています。
フローリングの傷にウッドパテを使用した後に削ることで比較的キレイに修理することができます。固まるとかなり固くなるため、慎重に作業する必要があります。削り方にもコツが要るため、下手にしてしまうと余計に傷の周りを傷つけてしまうことも多いです。
ウッドパテは硬化後のペーパー掛け時に失敗することが多いかも
ホームセンターなどで売っているフローリング補修用ウッドパテ → パテに慣れていないと平滑化が難しい
3.プロのフローリング補修専門業者に依頼する
フローリングの傷リペアは専門業者に依頼することも可能です。
修理専門業者であれば、フローリングに付いた傷をキレイに修理することができます。いろいろな業者さんがいますが、交換して終わりではなく、経験とセンスが問われる作業のため、経験と実績があるプロの補修業者へ頼むのが、懸命だと思います。
ペットによるフローリング傷を自分でリペアするデメリット
ペットによるフローリングの傷リペアを自分で直すメリットは、費用が抑えられることです。
修理グッズを常備しておくことで、小さな傷であればすぐに修理することができることもあります。
ただし、市販されている修理グッズはいずれも傷が目立ちにくくなるような商品が多いため、元通りキレイに修理することはかなり難しいですし、脂分が多いため、そこだけがテカってしまって、余計に目立つことも多いです。弊社のお客様でも、ご自身で直そうと、ネット通販で補修キットを購入し、ご自身でトライするも失敗し、やっぱり直してくださいと、ご連絡いただくお客様も多いです。とくに手先が器用な人ほど、その傾向が強いことも特徴かもしれません。
そのため、修理したあとにみると修理した箇所が分かってしまうことはもちろん、自分で見ても修理箇所が気になってしまう場合もあるでしょう。
ペットによるフローリングの傷リペアを業者に依頼するメリット
ペットによるフローリングの傷リペアを業者に依頼するメリットは、修理したかどうかプロが見ても判断できないほどキレイに修理してもらえます(得手不得手があるのも事実ですが)。
賃貸などの退去費用を少なくするためにもフローリングの修理を自分でしたいと考える方も多いですが、自分で修理してしまうとさらに原状回復の費用が高額になってしまうこともありますので、その場合は専門業者に依頼するといいでしょう。
一方で専門業者に依頼する場合は適切な業者を探す手間が発生したり、スケジュール調整をする必要があるというデメリットもあるかもしれません。
ペットによるフローリング傷リペアはプロの補修専門業者に依頼するのがベスト
ペット爪研ぎによるフローリングの傷が目立たないほど小さなものであれば自分で修理するのもいいですが、基本的にはプロの専門補修業者に依頼することがオススメです。
専門補修業者に依頼することでキレイに修理することができますし、何より傷リペアの際に他のフローリング部分を傷つける心配がなくなります。
フローリング補修専門店 ケーズまでお気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では、ペットによるフローリングの傷リペアを自分で行う場合と、我々のようなプロの補修専門業者に依頼する場合のそれぞれのメリット・デメリットなどについて詳しく解説しました。
ペットを飼っているとフローリングに傷が付いてしまうことは珍しいことではありませんが、フローリングの傷をそのまま放置してしまうといざ引っ越しが迫ってきたときに、慌ててしまったり、傷によって部屋の見た目が損なわれて、気分が落ち込んでしまったりと、多くの問題が生じます。
そのため、フローリングの傷が目立つ場合はすぐに修理する必要がありますが、自分で修理するのではなく専門の補修業者に依頼したほうがキレイに仕上がります。
ぜひ本記事を参考にしてフローリングのペット傷リペアについてチェックしてみてください。