フローリング補修専門店ケーズのブログ

フローリングの修理に火災保険は適用される?される場合とされない場合をそれぞれ紹介

フローリング補修は火災保険適応になるのか

住宅に住むときに火災保険に加入する場合は多いですが、火災保険がどのような保険なのかしっかりと理解していない方も実は多いのです。

中にはフローリングの修理が補償対象になるケースもあるため、内容をしっかりと理解してないと損をしてしまうこともあります。

そこで本記事では、フローリングの修理に火災保険が適用されるのかどうかについて詳しく解説します。

Contents

フローリングの修理に火災保険は適用される?

結論から申し上げますと、フローリングの傷や凹みを修理するときに火災保険が適用される場合があります。

そもそも火災保険とは、その名の通り住宅に火災が発生したときの損傷を補償する保険ですが、特約として火災以外でフローリングが損傷したときにも補償してもらえる可能性があるのです。

例えば、損保ジャパンが提供している「個人用火災総合保険『THE すまいの保険』」という火災保険では「破損・汚損などの補償」という項目の中に「不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)」という項目が含まれており、うっかり起こしてしまった事故でも火災保険の対象内になることが記載されています。

また、特約を付けることで基本補償に含まれていない項目を追加することも可能です。(参考:損保ジャパン「個人用火災総合保険『THE すまいの保険』補償内容

このように、住宅に住むときに加入することの多い火災保険ではさまざまなトラブルを補償してもらえる可能性があるため、加入前にどのような内容なのかをしっかりと確認しておくことが大切です。

まとめると、火災保険の内容に特約で「不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)」が含まれている場合はフローリングのトラブルを補償してもらえる可能性がありますが、反対に特約がなければフローリングのトラブルを補償してもらえることができません。

フローリングの修理に火災保険が適用されるために必要なこと

フローリングの修理に火災保険が適用されるために必要なことは、発生したタイミングと原因を明確にしておくことです。

たとえ火災保険が適用されるはずのフローリングのトラブルであっても、発生したタイミングや原因が明確でない場合は補償の対象とならないため、トラブルが発生したときはすぐに明確にして写真などで証拠を残すことも大切になります。

また、保険会社によって調査および審査が行われるため、証拠を偽装することはできません。

フローリングの修理に火災保険が適用されるケース

フローリングの修理に火災保険が適用されるケースには以下のようなものがあります。

●子どもがフローリングに傷をつけてしまった

●家具を落としてしまった

●タバコを落としてしまった

それぞれのケースについて、以下で詳しく解説します。

1.子どもがフローリングに傷をつけてしまった

子どもが室内で遊んでいたときにフローリングに傷や凹みを付けてしまった場合、子どもの行動は予測できないことが多いため、不測のトラブルとして扱われることになり、火災保険が適用されることが多いです。

フローリング傷補修の施工事例

ただし、ペットがフローリングを傷つけてしまった場合は火災保険が適用されないことが多いため注意しましょう。

2.家具を落としてしまった

模様替えなどで家具を移動させるときに家具を倒してしまったり、引きずって傷を付けてしまった場合、火災保険が適用されることがあります。

ただし、引っ越し作業などでフローリングに傷がついてしまった場合は適用されないことが多いです。

3.タバコを落としてしまった

室内でタバコを吸っている場合、吸い殻を落としてフローリングに付いた焦げも火災保険の対象となる場合があります。

たばこ焦げによるフローリング補修事例

とはいえ、寝タバコのようなトラブルが発生することが予測できる場合には火災保険は適用されません。

フローリングの修理に火災保険が適用されないケース

フローリングの修理に火災保険が適用されないケースには以下のようなものがあります。

●経年劣化による消耗

●補償内容に含まれていない

それぞれのケースについて、以下で詳しく解説します。

1.経年劣化による消耗

長期間住宅に住んでいると、木材の劣化や太陽光による日焼けなどの経年劣化によってフローリングが消耗してしまうことも多いですが、経年劣化による消耗は火災保険が適用されません。

とはいえ、経年劣化かどうかを見極めることは難しいため、一度保険会社に相談することがおすすめです。

2.補償内容に含まれていない

当然ですが、火災保険の補償内容に含まれていない部分に関しては補償されることはありません。

火災保険でフローリングの補償をしてもらうためには、破損・汚損という項目があることが必須ですので、まずは破損・汚損が含まれているかどうかを確認しましょう。

そのうえで、被保険者が支払う免責金よりも修理金額が低くないかどうかを確認することが大切です。

まとめ

本記事では、フローリングの修理に火災保険が適用されるのかどうかについて詳しく解説しました。

火災保険はフローリングのトラブルを補償してくれる可能性もあるため、自身が加入している火災保険の内容をしっかりとチェックして万が一のときに備えましょう。

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